2014年6月20日金曜日

挫折と決心

「インドア派なのかアウトドア派なのかはっきりして欲しい」と紀子は言った。
義夫は「インドア派だ」とついにはっきりと言った。

紀子は喜んだ。そして泣いた。
オルゴールの音が聞こえる。

紀子はオルゴールの音に合わせて踊った。
そして声を上げて泣いた。

義夫はそんな紀子の姿を見て安心したのか
「集団的自衛権」について考えることにした。

こんな夫婦の物語を淡々と300ページに綴りたいと宣言してから
3年が経った。
明日から連載小説を書きたい、と宣言する行為だけしたい。
毎日毎日宣言すれば「毎日宣言をする」という物語が書けるかもしれない。
もう夕飯の時間だ。
私はパソコンをシャットダウンする意思を持ちながらスリープモードにし、
やはり、シャットダウンするべきだったと後悔することになるだろう。
毎日このような日々が続いている。

といった具合の私小説を書こうと思ってから5年が経った。
今日はもう遅いから寝よう。
明日は一日中ブラジルの気候について思いを巡らせながら、
夜を迎えて寝るフリをしたい。でも睡眠は大事だよ。

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